レプリカ虚像乙女
【第七章、受容 六十四話、辛いものはお好き?】
万事屋への依頼は一本の電話から始まることが多い。
今日も何やら電話がかかってきた。掃除機を止めて出ようとしたけれど、一足早く電話を取ったのは銀さんだった。新八くんは何やら追っかけているアイドルのイベントごとがあるらしくここ数日、万事屋に顔を出してはいない。そして神楽ちゃんはお妙さんのお家に泊まりに行っている。私も一緒にどうかと誘われたけれど、こんな広い家に銀さん一人は寂しいだろうから今回は断念しておいた。「
」後ろから呼ばれてふり返る。
「仕事だ。お前も来いってご指名付きだ」
え?万事屋新入りの私はそこまで顔が知れ渡っているわけではない。今まで、赤ちゃんがいるシングルマザーの買い物を手伝ったり、お婆さんの家の電球を替えたり、八百屋のお店番をしたりと簡単なお仕事しかしていないのに、指名が入るってどういうことだろうか。
「行くぞ」
「今からですか?」
「おう。近所のファミレスまでお呼び出しだ」
どんなお仕事内容か聞いても全然教えてくれないし。「俺も依頼内容は聞いてねーから」ならば、依頼主について尋ねてみても「秘密だ」とのこと。何がなんだかわかりもしない。一体何の仕事だろうか。
身支度を整えて万事屋を後にした私たちはファミレスへの道を急ぐ。銀さんがパフェをよく食べに来るというファミレスは、歩いて十五分ほどの場所にある。先に依頼主が待っているので、その旨ウエイトレスさんに告げて店内に入る。さあ、依頼主は一体どんな人だろうか。
フロアを一直線に進む銀さんの背を追う。そのテーブルは窓沿いの一つで、女性が座っているのが見えた。銀さんが近づくと手前から立ち上がる人影。
「沖田さん?」
真選組の隊服を着た沖田さんの姿が見えて思わず声が出た。依頼主と言うのは、もしかして彼のことだろうか。促されるまま何も言わずに銀さんは奥に座った、次は沖田さん。「こっち」と言われて私は沖田さんを挟む形で手前に座った。
「これが大親友の坂田銀時く…」
「何でだよ」
突然の脚色された自己紹介。銀さんは沖田さんの頭を鷲掴みするとそのまま机に押し付ける。ガチャンと酷い音がしたと同時に、彼の前にあった唐揚げが机に飛び散った。そして起き上がった沖田さんの額には血が滲んでいるではないか。奥の女性がその光景を見て心配の声を上げている。「オイいつから俺達が友達になった?」銀さんの質問に沖田さんが淡々と答えていけれど、私はそれどころじゃない。
「大丈夫ですか沖田さん!?」
私は袖からハンカチを取り出すと血の滲んだ沖田さんの顔を拭う。
「
。帰るぞ」
友達がいつの間にかなっているものなら、そのまま去るのも友達だと言い残し背を向ける銀さんの足を止めたのは、チョコレートパフェ追加の注文だった。「いや友達って言うか、俺としては弟みたいな感じかな。な、総一郎君」間髪入れず総悟です、と訂正が入る。ちなみに銀さんの前には、沖田さんが追加注文したパフェが三つも並んでいた。
ああ、一週間に一つの約束なのに!
何でも銀さんは定期検査の結果、糖尿病マーカーの数値が危ないらしく、彼の主治医の判断で甘味の摂取は制限するようにとのお達しを受けている。その血液検査の結果を私も見せてもらった。確かにほぼギリギリの危ない数値で、見た瞬間気が遠くなったのを覚えている。彼は私よりは年上とは言え、まだ二十代の若者だ。彼を患者にするわけにはいかない。そして私は、実は銀さんの糖分摂取について人一倍気を揉んでいるのである。しかし彼の前にあるパフェは何だ。
そのまま沖田さんの事を気がきく子だと褒めているけれど、私の脳内はそれどころではなかった。客人の手前、叱りつけるわけにもいかないし。かと言って回りくどく諭した所で、彼が言う事を聞かないことも知っている。特に好物に関する事だけは。
どうすれば、銀さんのパフェ摂取を防げるだろうか。私の脳はフル回転している。
「まァ。またこの子はこんな年上の方と…」
と、女性の声が聞こえて、私は視線を前に座る女性に向けた。
不躾ながらその顔をマジマジと見てみると沖田さんに雰囲気がとても似ているのだ。髪型も長い短いの差はあれど特に目元とかがそっくり。要は美人ということだ。女性の“年上”発言を受けて沖田さんには、銀さんはいつだって脳内が中二だからと説明されていたけれど。その点についてはあながち間違ってはいないような気もする。
「で、こちらの方は?」
女性が私の方を向いた。くりくりとした丸く大きな瞳。視線が交われば彼女は凛とした空気に包まれているのがわかる。
「姉上。こちらは以前に屯所で世話になっていた
さん」
沖田さんから“さん付け”は初めてだ。何だか全身がむず痒い気が。あれ? これ変な感じ。ナニコレ。湧き上がる違和感を飲み込んでから、改めて姿勢を正すと私は頭を下げた。
「初めまして。私、
と申します。以前に諸事情ありまして、屯所で女中として働いていました。その際に沖田さんには大変お世話になりまして」
「まぁ!なるほど。弟がお世話になっております。私はそーちゃんの姉の沖田ミツバと申します。貴女にお会いできて嬉しいですわ。この際、お姉さんと呼んでください。これ…今更ですけど」
「はい?」
沖田さんのお姉様であるミツバさんは袖元から何かを取り出した。
そのまま差し出された巾着を受け取る。これは一体何なのか。ゆっくり巾着を開いて中を覗くと5cm角の四角い包みが見えた。うん? とりあえず出してみようと手にとって巾着から取り出す。と、ピンク色のプラスチックパッケージに、薄っすらと丸い何かが浮かんで見えるではないか。要は避妊具なのである。え? 何でコレを持ち歩いているのだろうか。そしてどうして私に差し出したのだろうか。
「えっ…これは一体?」
「遅かったかしら」
「違います!!沖田さんとは良きお友達ですから!!」
お姉様は、私達の関係を絶対勘違いしているのだろう。そのまま手にした避妊具の包みを巾着の中に戻した。隣で銀さんと沖田さんが、ストレスやら友達演じろやらコソコソと言い合っていてこっちには意識も向けていない。沖田さん。こういう時は弟自ら全力で否定してくださいってば。
「まあまあ。若いって、なりふり構わず突き進む時がありますからね」
いやお姉様、私の話を聞いてください。私の目線によるお願いも空しく、彼女は何やら納得した様子。いや、だから納得しないでください。私は内心ハラハラとしていた。「うふふ」なんて笑い声と共に彼女は笑っている。
そしてミツバさんは、突如、スッとテーブルに乗った例のパフェに手を伸ばした。そのままグラスを掴むと自分の前に引き寄せる。次にメニューやら箸やら紙ナプキンが置いてある所から瓶を一つ手に取ると上下に振って、徐にパフェにかけている。
あれ? この瓶タバスコじゃ…。何か別のものと間違っているのだろうか。しかし調味料スペースには塩と砂糖と粉チーズしか見当たらないし、どれも甘いパフェにはかけないだろう。彼女が瓶を振るごとにビチャビチャと中身が飛び出て、パフェが真っ赤に染まっている。
「アレ?お姉さん何やってんの?ねぇお姉さん!!これタバスコォォォ!!」
銀さんも惨状に気づいたようだ。必死に叫んでいるけれどミツバさんは手を止めようとはしない。ほとんど使われた形跡がなかったタバスコの中身は残り三分の一を切っている。お姉さん曰く、これが特別美味しい食べ方とのこと。
「辛いものはお好きですか?」
悪魔のような囁きが響く。
「いや。コレ本来辛いものじゃないからね」
「もう丸々一本分かかってますよ銀さん。パフェが赤く染まっていますよ」
ベリー系のソースと言われればそう見えなくもない。だが目の前のパフェにかかっているのは正真正銘のタバスコだ。あまりの惨状に私は口元を覆った。
「嫌いなんですね」ゴホゴホと咳き込むミツバさんを前に、銀さんの顔から血の気が引いているのがわかる。
ーチャキ と、いつの間にか抜かれていた沖田さんの刀が彼の首元に添えられていた。おまけに「旦那。好きですよね」追い討ちがかかっているではないか。好きかも、なんて苦し紛れに銀さんが言うとミツバさんに笑顔が戻る。
「
さんは辛いものはお好きですか?」
「私ですか!?人並みに…ですが。しかしこんなパフェの食べ方は初めてで…その…」
辛いものも嫌いではないが人として限度がある。おまけに目の前にはタバスコ一本分がかかった、甘いのか辛いのかわからないパフェの成れの果てが。いや絶対辛いだろう。そして忘れた頃に甘さがこみ上げてくる感じか。「姉上。
は…」と、私の肩を抱きながら沖田さんの視線が私のお腹に。え、何?
「あ、ごめんなさい。妊娠中は刺激物は良くないのかしら」
「お姉さん。私、妊娠なんてしませんよ」
「残念ね。こんなにも美味しいのに。元気な赤ちゃんを産んでくださいね」
「お姉さん。お願いだから私の話を聞いてください」
もう何を言っても無駄なのか。私は反論することを諦めた。
「じゃあそちらのお友達に」と、銀さんの前に激辛タバスコパフェが差し出される。三杯目はキツイとの進言にお姉さんが再び咳き込む。ミツバさんの咳。大丈夫だろうか? 医者としては少し気になるところだ。風邪気味ならば休んでいてもらいたいのが本音である。あるいは別の疾患ならばそれはそれで(以下略)
「旦那ァァァ!!」
「
!水を頼んだァァァ!!」
沖田さんの叫び声に呼応するように叫ぶ銀さん。一層咳き込んだミツバさんの口から赤い血が噴き出した。同時に沖田さんの声が響いた。
「お姉さん!?大丈夫ですか!!」
職業病だろうか慌てて反対側の彼女に駆け寄る。沖田さんがミツバさんを抱きおこすと「大丈夫」との声が。曰く、さっき食べたタバスコを吹き出したとのこと。タバスコって吹き出すほど摂取するものではないような気が。突っ込んだら駄目かしら。
とりあえずミツバさんが血を噴き出したわけではないことに安心だ。もしかしたら救急車を呼ばないといけないかとも思ったから。
はホッと胸を撫でおろす。深呼吸を一つして後ろを振り返ると、テーブルに倒れこむ銀さんの姿。あ、こっちはこっちで大変なやつだ。ミツバさんは沖田さんに任せて、私は銀さんに駆け寄った。
「
…水を…」
目を血走らせながら震える手。差し出される銀さんの手を握り返す。
「すぐにお持ちしますから」
急いで水を持ってきてもらうようにウエイトレスさんに頼み込み、一つは沖田さんに渡してミツバさんに、もう一つは私が銀さんに飲ませてあげた。二人が落ち着きを取り戻した後で、私たちは江戸の町を案内するためにファミレスを出た。
*****
やがて日が暮れてミツバさんの嫁ぎ先までお送りすることになった。今回、彼女が江戸に出て来たのは相手方への挨拶を兼ねてとのこと。
江戸の町は彼女の故郷である武州と比べても都会的で、特に江戸中央部に聳えるターミナル観光は楽しんでもらえたのではないかと思う。嬉々と接する沖田さん。…初めて見た。夕食がてら寄った定食屋でも例の激辛騒動があったのはここだけの話だ。しかし、彼女の味覚は恐ろしいレベルだと思う。注文した料理が真っ赤になるまで一味唐辛子を振りかけていたのだから。
「今日は楽しかったです。そーちゃん色々ありがとう」
周囲と比べても一際立派に聳えるお屋敷と門の前にたどり着いた時、隣から「デケー屋敷」と呟きが聞こえた。彼女の嫁ぎ先は幕臣かあるいは商豪か。うーん。門の造りからして後者ではないかと思う。推測だけど。どちらでも所謂“玉の輿”というやつだろう。
「坂田さんも
さんも、今日は色々と付き合ってくれてありがとうございました」
「あー気にすんな」
「私も楽しかったです」
「僕はこれで」と踵を返す沖田さんの背中をミツバさんが呼び止める。伏し目がちに、かつ小声で彼女が尋ねるのを私たちはただ見ていた。顔だけ振り返る沖田さんの表情は目が据わっている。ミツバさんが言う“あの人”と、沖田さんの呼び捨てる“野郎”とは同じ人を指しているのだろう。しかし私には誰かはわからない。「薄情な野郎でィ」ただそれだけを言い残し彼の背中は遠かった。
「オイオイ。勝手に巻き込んどいて勝手に帰っちまいやがった」
頭を掻く彼の耳元で「ちょっと銀さん!ミツバさんの前ですよ」と囁く。せめて二人きりになってから言ってもらいたい台詞だ。やがて後ろから謝罪の声が聞こえた。彼女の口から沖田さんの幼少時代が語られる。身勝手で頑固で負けず嫌い…何だか小さい頃の沖田さんが想像できる。
「ホントは皆さん、あの子のお友達なんかじゃないんでしょ。無理矢理付き合わされてこんな事…」
「そんな」
今まで、口にせず押し込めていたのであろう不安が彼女の口から溢れた。相変わらず頭を掻きながら、気だるそうに沖田さんについて語り始める銀さん。
「友達くらい選ばなきゃいけねーよ。少なくとも俺みたいのと付き合ってたらロクな事になんねーから」
「…おかしな人。でもあの子が懐くはずだわ。何となくあの人に似ているもの」
ミツバさんは笑った。あの人って一体誰なのだろう。不安を口にした時とは一転して彼女の表情が和らいだのを感じた。
門前の薄暗闇で立ちっぱなしだった私たちに人工的な明かりが届く。「オイ」と声がした方を見ると、一台の警察車両。そこから下りてきた人物はすぐには顔が判断できなかったけれど、見覚えがある輪郭をしていた。私がその人を認識した時に、彼女はその人物の下の名前を口にしていた。
途端に、周囲の静寂を破るような酷く渇いた咳の音。蹲りながら前に倒れこむ彼女の姿。
「ミツバさん!!大丈夫ですか!?」
「オイッ!しっかりしろ!オイッ!」
今の咳音は普通じゃない…。もしや気管支か肺に何かご病気でもあるのでは?
一般的に知られている症状が出ているなら、彼女がどんな病気に罹っているか推測は可能だが、普通は病院で精密検査しその結果を以って病気を特定する。彼女の咳だけではどこが悪いのか…判断がつかない。「確か奴の話じゃ肺を患ってるとか言ったやがったな」銀さんが呟く。既に罹患しているならば嫁ぎ先の方がご存知なはずだ。それに…こう言うお家はご近所の目があったり評判を気にされて、救急車を家先まで呼びたがらない。お抱えの医者もいるだろう。緊急時は救急車を呼ぶべきだけど。
「銀さん!ここの家の方に連絡を!ついでに医者を呼ぶようにお伝え願います!」
「わーったよ!」
「土方さんと後ろのアフロの方は彼女を屋敷まで運んでください」
私が言い終わる前に土方さんが動いた。一人でミツバさんを抱え上げると、僅かに開いた門を足で押して玄関まで走る。ちょうど使用人の方だろうか、銀さんが事情を説明している所にぐったりと力なく横たわるミツバさんが運ばれる。その姿を見た使用人は慌てて屋敷に上がるように促した。
「ようやく落ち着いたみたいですよ」
と、アフロの人が隣の部屋を覗きながら言った。家の人が医者を呼んだのだろう。彼女を布団の上に寝かせて、直ぐに医者が飛んできたのだ。閉じられた襖の向こうでは微かな人の気配が感じられる。
それにしてもすごいアフロ。まあ、斎藤さんの方が大きいんだけれど。などと思っているとその人が「旦那に
さんがどうしてミツバさんと」と私たちに尋ねてきたではないか。真選組の人だ、屯所でお世話になった時に私のことを知ったのだろう。しかし私にはこんなアフロの人は覚えがない。その人の疑問になりゆきだと銀さんは答えているけれど。私はそのアフロをジッと見ていた。うーん。この人、どこかで見たことあるような…。
「そちらさんはなりゆきって感じじゃなさそーだな」
「てめーにゃ関係ねェ」
土方さんは外を眺めながらずっと煙草を吹かしている。表情は見えないけれど…少なからずミツバさんとは知り合いのようだ。あの時、彼女は確かに“十四郎さん”と呼んでいたのだから。その間にも銀さんとアフロさんが茶化すように事を荒だてている。土方さんもそろそろ我慢の限界のご様子。
「ちょっと銀さん!」
これ以上ちょっかいも迷惑もかけないでくださいと伝える間も無く、柄に手を伸ばした土方さんはあっと言う間に鞘から刀を引き抜いた。今にも振り下ろさんばかりの彼の腕をアフロの人が必死に抑えている。当の銀さんは態度が悪く、鼻に指を入れてどこ吹く風。ああ、人様の屋敷で流血沙汰となれば大ごとだ。銀さんに至っては斬り捨て御免をされる勢いなのだから。どうすれば二人を止められるだろうか。私の頭がありとあらゆる可能性を計算している。
「みなさん」後ろの襖が静かに開き男性の声が聞こえた。振り向くと廊下に手をついて深々と頭を下げる人が見える。重々たるお礼とお詫びの後、この家の主人と思われるその方が顔を上げた。
「私、貿易商を営んでおります。“転海屋”蔵場当馬と申します」
蔵場さんには、ご迷惑をおかけしましたと謝罪をされた。「そちらはもしかして…」二人の着ている制服から真選組の方ではないかと、彼は話題を広げる。ミツバの弟さんのご友人…と“友人”という言葉を出した所で、静かな空間を引き裂くような強い否定が届く。庭に面した廊下側から現れたのは沖田さんだった。蔵場さんが沖田さんに話しかけたのだが、肝心の彼の視線は蔵場さんには向けられていない。睨みつけるようにずっと土方さんを見ているだけだ。
「どのツラ下げて姉上に会いにこれたんでィ」
彼らの視線は交わり続けている。
“野郎とは会わせねーぜ”、“薄情な野郎でィ” 、“何となくあの人に似ているもの”
…そうか。ミツバさんの言っていた“あの人”って土方さんのことだったんだ。私はそれを悟った。隣では銀さんが音を立ててお煎餅を食べ続け、アフロさんは声こそ出さないけれど目の前で睨み合う二人にどうするべきか、慌てふためいている。
土方さんは何も言わずにアフロさんの顔を蹴ると、襟を引っ張り部屋から出て行った。邪魔したな。ただその言葉を残して。
「あの方は…」
「野郎のことは気にしなくても構いやせんぜィ。俺も帰りまさァ」
蔵場さんにそう答えると次は沖田さんが部屋を出て行く。私たちだって長居も出来ない。ミツバさんの事があったものの、突然現れた私たちを手厚くもてなしてくれた蔵場さんにお礼を言って、私と銀さんはかぶき町への道を並んで帰ったのだ。
公式でも人気の高いミツバ編の始まり始まり。
20201213*星宮はちこ 裏語